*備忘録*仏果山で山ヒルに襲われる*土山峠~仏果山~高取山から宮ケ瀬ダム*富士登山に向けてトレーニング

富士登山は8月3日に決まりました。7月はお出かけ案件が多く、トレーニングに避ける時間が少なく、7月14日(土)が最後のトレーニングになりました。登った山は、東丹沢・仏果山と高取山。土山峠から登り、神奈川の水瓶・宮ケ瀬ダムに降りるコースです。

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コースタイム

【2018年7月14日(土)】

本厚木 9:30頃 → 土山峠バス亭 10:20頃 → 土山峠登山口 10:30 → 革籠石山 11:47 → 仏果山山頂 12:45 → 宮ケ瀬超 13:49 → 高取山山頂 14:00 → 宮ケ瀬ダムサイト 15:25 → 半原バス停 16:40

お山歩記録~小田急小田原線・本厚木駅よりスタート

仏果山への登山口はいくつかあるようですが、私達は最初利用するはずだった仏果山登山口ではなく、土山峠の登山口から登りました。

土山峠には、小田急小田原線・本厚木駅、北口5番バス乗り場から、厚20系統宮ケ瀬行きのバスに乗り、土山峠バス停で下車。50分ほどで到着。

バス時間をきちんとチェックしなかった私達は、8時台のバスにすんでのところで乗る事ができず、近くにあったマックでなんと1時間近くも時間潰しを余儀なくされました。宮ケ瀬行きのバスは、1時間に1本しか運行されていなかったのです。計画性の無さが露呈しました・・・(;´・ω・)

東丹沢に行くなら、「宮ケ瀬ダムハイキングパス」がお得です。最寄りの小田急線の駅から本厚木駅までの往復料金とバスの往復料金がセットになったものです。あと、宮ケ瀬ダムでインクラインに乗る時もほんの少しですが、割引になりました。

9:29頃、時間潰しを終えてようやくバスに乗り込みます。

バスに揺られて50分ほど。団体の子供達と途中まで一緒でした。彼らは途中のバス停で下車。土山峠バス停で下りたのは私達だけ。

登山口はバスを降り、今来た道を少し戻った左側にありました。降りてすぐにも登山口らしき道があったのですが、これは辺室山への登山口だったようですね。

この辺りで熊目撃情報があったとの注意を促す看板があり、ちょっとビビる(;´・ω・) 草ぼうぼうだし、暑いし、ヒルも怖いので登る前に、山ヒル忌避剤「昼下がりのジョニー」を靴と足元にたっぷりかける。

いざ、スタート。この後、10分ほど歩いたところでヒルの大群に襲われる私達・・・!

歩いている間ずっと下を見てたら、何やら蠢く小さなものが沢山いる・・・え?これってもしかして、噂の山ヒル?先を行くしろくま君に「これ、山ヒルじゃない?」と話しかけると、振り向いたしろくま君の靴に、既に何匹かのヒルが・・・プチパニックに陥る私達!足を振ってもなかなか落ちない。そのうち私の靴にも這い上がってきた!

山中に悲鳴が轟いたでしょう・・・ww 悲鳴にびっくりして、熊も出てこれなかったかな?

ようやくヒルを振り切った私達は一気に駆け上がり、見通しの良い、乾いた足元に立って改めてお互いにヒルがどこかについてないか確認し、更に「昼下がりのジョニー」を振りかけあいました・・・(;´・ω・) 山ヒル初体験・・・こ、怖かった~&キモチ悪かった~。

このあと山ヒルに怯えながら登り続ける事になります。

その後下山するまでヒルには遭遇しませんでした。そうこうしているうちに、関東ふれあいの道と合流。

11:47 革籠石山に到着。

少し休憩ののち、先に進みます。蒸し暑くてしんどい・・・汗だくです。

12:08頃、鹿柵を超え、ちょっとした広場に。休憩ポイントでしょうか。

山岳修験者についての説明書きがありました。多くの山がそうであるように、丹沢の山々もまた、修験者の修行の場だったんですよね。

10分ほど休憩してスタート。更に進みます。

段々と道が険しくなってきます。特に、「この先道幅狭し 注意」の標識から仏果山山頂直下まで、ヤセ尾根と岩場、ロープなど、フィールドアスレチックさながらの道が続きます。

或いは修行のような道・・・・???笑 でも、見晴は最高でした~(´∀`*)

立ち止まっては写真ばかり撮っているので、なかなか前に進みません~( ´艸`)

そうこうしているうちに、仏果山頂上に到着。12:45頃。

山頂にはだれーーもいません。テーブルと椅子が少しあり、それほど広くなく、眺望もありません。展望台があるので、登ってみる事に。

かなり上に上がったので、それはそれは素晴らしい眺めでした。

遮るものがないので、360度丸見えです。雲が多いですが、冬の晴れた日にきたらもっと眺めが良いだろうな~。

展望台を降り、いくつかあるベンチに腰掛け、ここでお昼にしました。本当に、私達以外誰もいない・・・真夏はヒルが出るので登りに来ないんでしょうね~。山頂まで誰もいなかったし。

お昼を食べ終えて13:20頃、お次は高取山を目指してスタート。宮ケ瀬越方面に向かいます。

高取山を目指す途中でようやく一組のハイカーとすれ違いました。以降、相変わらず誰ともすれ違わず。

13:49頃、宮ケ瀬越を通過。

14:00頃、高取山山頂到着。仏果山から30分ちょっとでした。

こちらは東側に眺望があります。ちょうど開けたところにベンチがあったので、こっちでお昼の方が良かったな~。

こちらにも仏果山のような展望台があったので、登ってみました。

見える景色は仏果山のそれと同じ感じ。丹沢山や蛭ヶ岳が見えるそうだけど、どれがどれなのかわからないのが悔しい・・・

こっちは宮ケ瀬ダムかな?あそこまで降りるんだよね~

素晴らしい景色をしばし堪能して、14:14頃、宮ケ瀬ダムを目指して下山開始。展望台の奥、標識の宮ケ瀬ダムサイト方面へ進みます。

またまたヒルが出そうな樹木が多く湿った地点を通過すると、14:48頃、視界が開ける。直下には宮ケ瀬ダム。鉄塔があるため、樹木が伐採されている場所。ここからの眺めも素晴らしい。電線がちょっと邪魔だけどね。

この後またしばらく樹林帯を歩きます。ヒルには遭遇しなかったけれど、その先、一気に下る階段が結構キツかった~。長くて急で、膝にキます(;´・ω・)

15:25頃、ようやくダムまで降りてきました。

この辺りを展望台から見ていたんだね~

「水とエネルギー館」という建物があったので中で休憩しました。もちろん、入る前に自分にヒルがくっついてないか確認( ´艸`) 異常なし。

近くに自動販売機があったので飲み物を購入。椅子に座って、ホッと一息。

そういえばダムカードっていうのもあったよね、と思い出し、無料だというので早速ゲット。宮ケ瀬ダムと石小屋ダムのダムカードです。石小屋ダムは宮ケ瀬ダムの副ダムだそうです。

時間が遅いせいでしょうか、あまり人はいませんでした。

しろくま君がインクラインに乗りたいというので乗り場に向かいます。インクラインで降りて歩いてバス停まで行く予定。

インクラインとはもともとダムを建設するために使われた施設ですが、完成後はダムの上下(山頂停車場・山麓停車場間)を結ぶケーブルカーとして活用されているものです。

料金は大人往復300円/片道200円(子供半額)。私達は「宮ケ瀬ダムハイキングパス」があったので、1割引きでした。ほんのちょっとww

最大傾斜角は35度、スキーでおなじみのラージヒル用ジャンプ台滑走路と傾斜角度がほぼ同じだそうです。すごい迫力。

乗っている時間は5分くらいかな?下から見上げる景色も大迫力。ここでは定期的に観光放流が行われているそうです。 ぐるり宮ケ瀬湖

もう、16時を過ぎています。あまりのんびりしているとバスに間に合わなくなるのでそろそろバス停を目指しましょう。

ちょっと振り返ってみると、水がエメラルドグリーンがかっていて結構綺麗です

ダムサイトを抜けて住宅街などを歩き、30分ほどで半原バス停にたどり着きました。少し待って本厚木駅行のバスに乗り込み帰途につきました。

あと書き

富士登山を控えて最後のトレーニングとなった仏果山。蒸し暑くて汗だく、しかもヒルの大群に襲われるという、低山ながら、結構大変なお山歩コース・・・真夏に選ぶ山ではないという事をまざまざと思い知らされました。でも、富士登山を1ヶ月後に控え、何もしないのは不安だったので出かけた山です。見晴らしは最高だったので、冬にまた登ってみたいですね。

約半年間続けた、富士登山のためのトレーニングもひとまず終わり。この後8月に無事富士山へ登る事ができました。

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